今朝、6月向研会に参加した。今月はリアル会議だった。
参加メンバーが3か月ぶりに会った。
早朝から挨拶で会場が活性化した。
さて、今月のテーマは「日本の行政の問題とあるべき姿」、
大前先生が講義された。大前先生のライフワークともいえるテーマで講義は大いに活性化した。
最大の問題点は日本政府のデジタル化。
Digital Governmentランキング(UN)日本は10位。ちなみに1位デンマーク、2位オーストラリア、3位韓国。
日本は大きく出遅れている。
台湾は39歳の天才エンジニアのオードリー・ターン氏をデジタル総括大臣に起用したことで推進された。
その成果がコロナ対応のDX力で世界の注目を集めた。
一方日本のIT・科学技術担当大臣ははんこ議連会長を務めている(笑)。
コロナ対応におけるリモートワーク調査で最大のネックになったと回答されたのが捺印問題。
政府DX化を推進するには、担当大臣の人選から改革しなければならない。
大前先生はインド人口13億人のDXを数年で成し遂げた元インド身分証明庁長官のナンダン・ニレカーニ氏であれば、
日本政府のDXを3年で実現できるという独自案を提案された。
僕は大賛成。DX競争力を高めるためには、IT大臣はグローバル化した方が効果的だ。
まさに、デジタル・マッカーサー。
約20年前、小渕~森内閣の時代に「5年以内に世界最先端のIT国家となることを目指す」と宣言した。
しかし実質的に進んでいないことがコロナ問題で全国民が肌で感じた。
政策が実行されないことをチェックするのが国民の大切な責任だと考える。
都知事選が公示された。政策実行力をしっかりチェックし投票したいと痛感した、
熱いぜ!
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