クレディーセゾン社長の
林野宏氏が書かれた
「運とツキの法則」
を読んだ。
林野社長はとっても
ポジティブな人だった。
少子化のダウンサイジング社会だから
チャンスだとの考えを表明されていた。
全く僕も同感だ。
企業のトップは
ピンチをチャンスに変える能力
が抜群だと感じた。
本書の中で多くの気づきがあったが
その中から僕が
とくに印象に残ったことを紹介したい。
それは、
「管理職(マネジャー)こそ
率先してアイディアを出せ」
というメッセージだった。
若い感性を大切にしたいといって、
若手にアイディアを強要する管理職が多いことを
嘆いていた。
若手はアイディアの元になる経験が少ないから
実施可能なアイディアは出せないという主旨だ。
本書の中でサイバーAGの藤田社長が
同様の危機感から
管理職対象とした「あした会議」の実施の事例も
紹介されている。
確かに、
若い感性を大切にする
という言葉は聞こえがいいが、
じつは新しいこと発想することからの
逃げ道というともいえる。
経営者を含めた管理職が
一番アイディアフルでなければ
創造的な組織はないと感じた。
お勧めの一冊だ、
熱いぜ! |