「この国を出よ」(小学館)
を読んだ。
政治に関してはコメントしてこなかった
柳井さんがはじめて本書で
政治に対するコメントをしている。
日本の政治がどっちに向うべきなのか?
大前さんと柳井さんが述べている。
なかでも大前さんの大胆な提言に
強い共感をもった。
・所得税、法人税ゼロ。
・消費税増税
・参議院廃止
・政治家育成
・官僚リストラ
などなど、
大前さんならでは見解が述べられている。
中でも
高校を卒業し就職した場合の
生涯獲得報酬比較において
世界のトヨタ自動車に就職するよりも
財政赤字の名古屋市役所に就職する方が
所得が高いというシュミレーションを
大前さんが実施している。
世界のエクセレントカンパニーより
赤字の自治体の給料が高いのは
おかしい。
公務員人件費の削減は必須だと主張されている。
良くも悪くも
大前さんと柳井さんは
日本の方向性を明確に提示されている。
ぜひ多くの方に読んでもらいたい著書だ。
熱いぜ!
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