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「一流たちの修業時代」
野地秩嘉著(光文社新書)
を読んだ。
ユニクロ柳井社長や
クレイジーケンバンド横山剣さんなど
様々な分野の
15名のプロフェッショナルの
自らの修業時代をテーマに
構成された力作だ。
僕は
CoCo壱番屋を創業された
宗次徳二(創業者特別顧問)
の話が心にささった。
宗次氏は
生みの親の顔を知らない
孤児だった。
しかし、その宗次氏の言葉は
僕にとても勇気と感動を与えてくれた。
僕が大切にしている
「与えられた条件でやりぬく」
という意味と全く同様のことを
おっしゃっている。
彼の言葉を紹介する。
「経営者は苦労した方がいい。
最初から順風満帆にスタートをきったら
必ずよそ見をする。
そして、苦労を苦労だと思ってはいけない。
私は孤児だったし、貧乏の連続だった。
それでも後遺症が残っているわけではない。
孤児だったから兄弟間の財産争いとも無縁です。
孤児や貧乏は恥ずかしいことではありません。
過去や状況を嘆くよりも
1年くらいで実現できるような
目標をもつことが大切。
行き当たりバッタリでいいから
手を抜かず1日を全力で仕事をしてみる。
目の前の人に喜んでもらえれば
いいじゃないですか。」
やりぬいた人はかっこいい。
僕が中学時代によんだ
矢沢永吉の
「成り上がり」
と同じくらいの感動を
この年でうけた。
熱いぜ! |