
「日本復興計画」は
第一章も
第二章も
震災後に実施された
大前研一ライブの講演録が
収録されている。
第三章が今回の主題である
日本復興計画の書き下ろしだ。
大前氏独特の復興計画を紹介したい。
変人首長を押し立てた道州制の導入。
日本を5~6の都を作り、
変人の定義は改革の志と推進力。
大前氏が候補者にあげた人物は
橋下徹知事や河村たかし市長ら。
確かに、日本を小割にし
変人首長がタグボードとして
日本を牽引する
という構想は現実的にイメージできる。
そして何よりも
日本人個々のメンタリティーの変革
が重要だと説いている。
どんな乱世になっても
自分は生き残って見せるという
強いメンタリティー。
あたな自身があなた自身を救ってサバイブすること。
僕はこの考えに全く共感した。
一人一人の変革がこそ
強い日本に復興する一番の近道であることは
間違いないからだ。
大前氏は英国事例を紹介している。
サッチャー以前の英国は
ちょうど今の日本のようなジリ貧状態だった。
労働党と保守党が入れ替わり
何をやっても悪循環。
お互いがお互いを非難する政治、
全く今の日本と同じ状態であった。
これに終止符を打ったのが
鉄の女サッチャーだった。
現在の日本に
鉄の女サッチャーがいないことを
嘆き悲しむよりも
あなた自身がサッチャーになれ、
そのメンタリティーが復興だと
大前氏のメンセージを読み解いた。
熱いぜ! |