「秋元康の仕事学」
を読んだ。
本書を読む前は秋元康さんは
天才的な企画力で
時代をリードする超マスコミマンだと
思っていた。
ところが、筆者は
「仕事の壁は乗りこり超えるな」
とメッセージされていたことに
大いなる共感を覚えた。
筆者は壁は乗り越えられないから壁なんだと。
筆者はそんな時に右か左にさっと動く。
動くと切れ目のない壁はないので
結果的に壁を抜けられると。
「立ち止まるな」
と表現されていた。
僕はまったく同じ主旨のことを
「とりあえず前に進め」
とメッセージしている。
天才の秋元康さんが放送作家として
17歳でデビューし、
31歳で壁にぶち当たった時に
NYに渡り、今後の自分を塾考した時に
偶然、美空ひばりさんから作詞の依頼があり
作詞家として生きていく自信になったようだ。
NYのホテルの部屋から見えた
イーストリバーを思って書いた歌詞が
「川の流れのように」
だったとのこと。
僕は秋元康さんのような偉大な企画家も
壁にぶち当たっていたこと、
そして壁の左右に動き、
立ち止まらないことを大切にされていたこと。
本書を読んで、
とても元気になれた。
勝間和代さんとの対談も面白かった。
オススメの一冊だ、
熱いぜ!
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