←ビーカム04年9月号
←この作業を職人用語で「殺す」と言うぜ!
俺がビーカムで
頑固職人シリーズのレポートを担当した2年間で
一番印象に残る言葉をいってくれたのが
小峰さんだぜ!
その言葉とは、
俺が
「籐を火であぶり殺す角度やタイミングは
過去の経験がものをいう、
いわゆるアナロギーな職人わざですね」
と言ったら、
小峰さんは
「んなことねー。籐を殺す角度なんてのは
極めてデジタルなんだ。
行き過ぎれば戻す、戻しすぎれば行く、
ひとつひとつ、○か×で判断するんだ。
デジタルの原理って一緒だろ?
0か1ってことで、
結局俺がやってる○か×と
やってることって、同じだろ」
と独特の江戸弁で言ってくれたぜ。
ほんとに納得だったぜ!
小峰さんは72歳で
しかも黄綬褒章まで受賞されている
有名職人であるにも関わらず、
ITを使いこなしHPを制作したり
過去にこだわらない
商品開発にも力をいれていたぜ。
いつの時代も
仕事ができる人の原理原則って
ゼロベースで物事を発想し、
新しいことにチャレンジする精神をもっていること。
職人もビジネスマンも一緒だなあ、
と痛感させられた人だったぜ!
小峰さん、まさに熱いピーポーだぜ、
熱いぜ!!
人気blogランキングに登録だぜ!熱いぜ! |