←首都高速。いつも渋滞。
俺が大好きな植木等の無責任サラリーマンシリーズには、
昭和40年代の東京が出てくるぜ。
首都高はがらがらで、
東京プリンスHの周辺には何もないぜ。
余談であるが、無責任サラリーマンシリーズは
高度成長期の日本を表現する代表的ムービーであり、
一般サラリーマンの植木等が
C調(いい加減で調子よく)に世渡りし、
何故か出世してしまう、
まさに、最高のジャパニーズドリーム物語だぜ!
話を首都高に戻すぜ。
無責任シリーズに登場する首都高の閑散ぶりを見ると、
今日の渋滞状況を予測することは、
不可能に近かったと思わざるをえないぜ。
高度成長により、東京に一極集中することや、
バブルの空前のマンションブームなど、
首都高の渋滞の原因となる様々な事象を
シャープに予測することは、
誰がやっても無理だったということだぜ。
何事もそうであるが、
結果を見れば簡単なことでも、
未来をシュミレーションすることは
難しいということだぜ!
しかしながら、俺たちは
首都高の渋滞の際に、
こんな設計ミスをした奴は誰だ!
と車内で絶叫してしまうぜ。
冷静に考えると誰のせいでもないにもかかわらず。
ただし、
過去に間違ったシュミレーションからその原因を
しっかり分析し、
未来へのシュミレーションの成功確率をあげる、
ということは可能だぜ。
俺が言いたいことは、首都高速公団を弁護するとか、
そういうことではなく、
文句は誰でも言えるが、
文句をいうよりも、
何事も過去から学べ!
ということだぜ。
未来への成功確立をあげることが、
今を生きる俺たちのミッションだということだぜ、熱いぜ! |