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秋来ぬと
目にはさやかに見えねども
風の音にぞ←(ぞ、係り結び)
驚かれぬる←(ぬる、係り結びで強調)
新古今和歌集の俺が大好きな一句だぜ。
まさに、
俺たち日本文化の奥ゆかしさを表現している名作だぜ。
俺がこの一句を通訳すると次のようになるぜ!!
季節の変わり目に訪れる微妙な変化を感じ取ろうぜ!
銀座に流れる雲のスピードが夏の終了を告げ、
昨夜の雨音のしずくが初秋の訪れを予感させているぜ。
そして目にははっきり見えないが、
今日吹いている銀座の風が秋を宣言しているぜ!!
季節の変わり目を感じる感性こそ、日本人である証だぜ。
日本人としての誇りを、
このようなささやかな変化から動機づけしていこうぜ、熱いぜ! |