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先週24日(木)
JBC前理事長の
河合弁護士の
「簡単に今があるんじゃない」
というテーマでご講演を頂いた。
河合先生は
86年:平和相互事件で勝訴
88年:国際航業の敵対的M&Aで勝訴
89年:秀和対忠実屋・いなげ屋で勝訴
89年:毎日新聞で「戦略法務の弁護士」で
その手腕が特集されるなど
数々の成功を収められた。
が、
86年のホテルニューオータニの
大規模レストランの権利のM&A仲介
における取引をめぐり
弁護士法にふれ
4ヶ月の業務停止処分をうけられる。
処分といっても
弁護士法56条の
「品位を害する非行」
という曖昧な事実解釈の
見解の問題であり
世に言う違法行為ではないことを
名誉のために付け加えたい。
しかしながら、
有名ラツ腕弁護士の業務停止は
マスコミはだまってはいない。
新聞各紙、NHK、フライデーなどで
その事実が大きく報道される。
先生にとってどん底時代であった。
しかし、
河合先生はこの業務停止の91年に
約半年間の世界一人旅に出られ、
様々な文化的な教養をつまれた。
更に、91年(バブル崩壊直前)に
もう一度人生を考え直そうと
当時、所有されていた
全ての投資不動産を売却した。
この決断が結果的に
バブル崩壊でのロスを失くすこととなり
ドン底が大きな資産のロスを防ぎ
人生の豊かさを取り戻し
いかに生きるべきか!を
深く考えるようになったと振りかえっておられた。
河合先生がJBCの理事長になってから
実施された
JBC、CSR基金において
母子家庭などの恵まれない子供に
奨学金を贈ることがスタートした。
学校関係者から高い評価を頂いている。
また、
自らの失敗を我々若い経営者に
このような形で講演頂くことで
「危険予知能力と撤退する勇気」
を教えていただいている。
JBCを通じたこのような活動は
先生にとってドン底だったときに
いかに生きるべきかを考えた
結果の哲学がこめられていることと
理解できた。
僕は心からJBCを通じて
そんな河合先生と
出会えたことに
感謝している。
今回の講演も
終了後の拍手は
鳴り止むことがなかった。
熱いぜ! |