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本日、
自民党改革本部の
「世襲制限」案が
発表されました。
3親等以内の公認はしないが、
対立候補も立てず、
無所属で当選したら公認する、
という案のようです。
議論を振り返ると、
そもそも菅選挙対策委員長が
志あふれる人は
誰でも政治家になれるような
門を開きたい
という目的のためといってました。
私はその方針に賛成です。
しかし、
現在の自民党の案では
その目的は全く達成できません。
・世襲選挙区に対立候補者を擁立しないので
新しい人への門は開かれない
・当然後公認するのであれば、
結果世襲議員の比率は変わらない
ということであり、
目的なき改革と言わざるを得ません。
このような珍現象は
我々の周辺でもよく目にします。
社員慰労やモチベーションアップを
目的にした社員旅行なのに、
熱海の旅館で役員が金屏風の前に座って
社員にお酌をさせる旅行、
などが典型です。
目的と手段(実行プラン)がちぐはぐです。
私は
自民党や
金屏風のような会社で
発生する珍現象の
根本的原因は
「上位方針の不明確さ」
にあると考えます。
麻生さんはどんな自民党を創りたいのか?
という上位方針が散漫であるがゆえに
改革する、という手段が目的化しているわけです。
また、
社員旅行をするという手段が目的化しているから
金屏風でお酌という珍現象が発生します。
社員旅行の目的は?
どんな会社を創造したいのか?
このような明確な上位方針がなければ
組織は右往左往することになります。
自民党に唯一貢献度があるとすれば
上位方針のない組織は
珍現象をおこす
ということを身をもって
教えてくれていることであると思います。
私や当社は
顧客の上位方針をしっかり確認し
その方針を浸透させる技術を
コアテクノロジーにしています。
自民党には
今一度
上位方針がどこにあるのか?
を確認し
改革委員会を進めることを期待します。
熱いぜ! |