


時を研究し
「時計の針は何故右回りなのか」
「日本人はいつからせっかちになったのか」
などの著者として有名な
織田一朗先生の講義を紹介するぜ!
とても面白かった話は
ヤンキース松井の2007年の打撃成績予想だったぜ!
それは予想するプロセスの考え方だったぜ。
まず、
松井の07年バットスイングスピードは
時速159Kmで、
05年のスイングスピードよりも少し速くなった程度だぜ。
ちなみに、日本の中距離打者は
時速145Kmであり、
松井のスピードは格段に速いということがいえるぜ。
このスイングスピードが
どんな影響を与えるのか?
ピッチャーから本塁に到達する時間は
0.5秒であるぜ。
それに対して
バッターが打つまでのスピードを分解すると、
意思決定→行動までの時間:0.1秒
スイングの時間:松井0.17秒、日本中距離打者0.22秒、
判断:松井0.23秒、日本中距離打者0.18秒、
つまり、
0.05秒も長く判断に時間を費やせるという結果となるぜ。
この判断時間(同等のスイングスピード)のバッターの
打撃成績はメジャーにおいて
05年の松井の成績と一致しており、
スイングスピードから予想される07年の結果は同等ということになるぜ!
もっと松井がメジャーで打撃成績を残すためには、
ボンズの165km
S・ソーサとマグワイアの167Km
に近いスイングスピードに向上し、
判断タイムを長くすることが一番の近道だ、
という講義をされたぜ!
時間から見えるもの、を
ここまで具体的に解説され
とても興味をもったぜ。
物事は何事もデジタルに分析をしていくと
解決の糸口が見えるという
最高の事例だぜ!
そんな研究を続ける織田先生は
まさに熱いピーポーであり、
これからも面白い研究を続けてほしいぜ、
熱いぜ!!
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