Q:最近心の底から「楽しい」と思えることが減ってきています。正確には「楽しい」の回数は変化していないのですが、一回一回の質が色褪せてきてるというか。どれも経験した事のある「楽しさ」の、多少のヴァージョン違いでしかない気がするんです。これまでの「楽しさ」から類推できるものばかりなんじゃないかと思うと、脱力のあまり口が半開きになってしまいます。自分でも、どこか間違ってる気はするんですが、どこでしょう?(相談者 荒川区 会社員 男性 25歳)
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男、大條 33才 ダ・ヴィンチ 99年3月号にて掲載。 A:お前の悩みはきっと誰もが感じているに違いないぜ。むしろ色褪せる楽しさに気付いたお前の感性は素晴らしいぜ。アドバイスするぜ、熱いぜ!
①色褪せている現実を楽しめ!
昔を懐かしむ事は日常的に出来ないものだぜ。お前は楽しさが色褪せてると自覚出来る強さがあるぜ。楽しくないなあと思った瞬間に、過去の楽しかった思い出にワープ出来るぜ。俺は上京して初めて行った彼女との軽井沢というのがとても印象に残っているぜ。その後その彼女とも別の女性とも何度も軽井沢に行っているが、軽井沢での楽しさは減少していく一方だぜ。何故か14年前の初めての軽井沢にワープしてしまうぜ。いいか、今の楽しさが色褪せるからこそ、思い出が美しく浮かび上がるぜ。心に沁みる楽しさを大切にしようぜ、熱いぜ!
②ステージを変えろ!
例えば本を読んでいても同様の現象が起きるぜ。推理小説は読めば読むほど、展開が予測出来るものだぜ。そして犯人が予測出来てしまえばしまうほど、つまらないものだぜ。そういう時はお前が作家になってほしいぜ!つまり読者ステージから創作ステージに変更しろという事だぜ。クリエイティブな創作活動をしている人たちの多くは、このようなステージ変更が基本となっているぜ。俺だったらこいつを犯人にして動機はこうするなどと、クリエイティブに考えながら読んでほしいという事だぜ。音楽についても同様だぜ。ステージを変える事で楽しさが倍増するぜ。頑張ってほしいぜ、熱いぜ!! A:お前の悩みはきっと誰もが感じているに違いないぜ。むしろ色褪せる楽しさに気付いたお前の感性は素晴らしいぜ。アドバイスするぜ、熱いぜ!
①色褪せている現実を楽しめ!
昔を懐かしむ事は日常的に出来ないものだぜ。お前は楽しさが色褪せてると自覚出来る強さがあるぜ。楽しくないなあと思った瞬間に、過去の楽しかった思い出にワープ出来るぜ。俺は上京して初めて行った彼女との軽井沢というのがとても印象に残っているぜ。その後その彼女とも別の女性とも何度も軽井沢に行っているが、軽井沢での楽しさは減少していく一方だぜ。何故か14年前の初めての軽井沢にワープしてしまうぜ。いいか、今の楽しさが色褪せるからこそ、思い出が美しく浮かび上がるぜ。心に沁みる楽しさを大切にしようぜ、熱いぜ!
②ステージを変えろ!
例えば本を読んでいても同様の現象が起きるぜ。推理小説は読めば読むほど、展開が予測出来るものだぜ。そして犯人が予測出来てしまえばしまうほど、つまらないものだぜ。そういう時はお前が作家になってほしいぜ!つまり読者ステージから創作ステージに変更しろという事だぜ。クリエイティブな創作活動をしている人たちの多くは、このようなステージ変更が基本となっているぜ。俺だったらこいつを犯人にして動機はこうするなどと、クリエイティブに考えながら読んでほしいという事だぜ。音楽についても同様だぜ。ステージを変える事で楽しさが倍増するぜ。頑張ってほしいぜ、熱いぜ!! |