
株式会社ゼロインでは、2025年度の新入社員を迎え、恒例の「初任給現金授与式」を本社デッキスペースにて執り行いました。この取り組みは、リクルート社の伝統を受け継ぎ、2001年の開始から今年で23年目を迎える当社の重要な企業文化となっています。
デジタル決済が当たり前となった現代においても、あえて初任給を「現金」で支給するこの儀式には、「働くことの重さを物理的に感じてほしい」というリクルート創業者・江副浩正氏の思いが込められています。
初任給現金授与がもたらす新入社員への効果
現金授与式を通じて新入社員が得られる価値は多岐にわたります:
• 働く実感の具現化: 給与明細だけでは得られない、労働の対価を「重さ」として実感できる機会
• 企業文化への早期馴染み: 会社の伝統や価値観を体感的に理解できる
• 所属意識の醸成: 特別な儀式を通じて組織への帰属意識が高まる
• 世代を超えた絆: 先輩社員も経験した同じ儀式を通じて組織の連続性を感じられる

今年の授与式でも、新入社員からは喜びの声が多く聞かれました。
「実際に現金を手にすることで、自分の働きが形になったことを実感できました」 「デジタル世代ですが、こうして現金を受け取ることに特別な意味を感じます」 「先輩方も同じ経験をされていると思うと、会社の一員になれた実感が湧きます」
バックオフィス施策としての初任給現金授与式の意義
人事・総務部門が主導するこの取り組みは、単なるセレモニーではなく、効果的なバックオフィス施策としての側面も持っています:
1. オンボーディングの強化: 入社直後の重要な儀式として新入社員の帰属意識を高める
2. 企業文化の可視化: 抽象的な企業理念を具体的な形で体現する機会となる
3. 世代間ギャップの橋渡し: デジタルネイティブ世代に「アナログ」の価値を伝える
4. 人事施策の差別化: 他社との差別化ポイントとなり、採用活動にも好影響

40年続く伝統:リクルートからゼロインへ
この取り組みの起源は1984年、当時のリクルート社で行われていた初任給の現金授与にさかのぼります。デジタル化が進む現代においても、「働くことの重み」を実感できるこの価値ある体験を、ゼロインは大切に継承しています。
創業者の思いを受け継ぎ、時代が変わっても変わらない価値を伝え続けることが、私たちの企業文化の強さであり、バックオフィス業務を通じて企業の「働く」を元気にするゼロインの姿勢そのものです。
まとめ:伝統と革新が共存する企業文化の形成
初任給現金授与式は、デジタル時代だからこそ意味を持つアナログな取り組みです。新入社員研修プログラムの一環として、また重要な企業文化継承の場として、今後も大切に続けていきます、熱いぜ! |