
先日、当社ZEROINの花見会が東京・芝公園で開催されました。この花見会は、社員の自発的な企画から生まれたインナーコミュニケーション施策の一つです。参加者は社長である私を含め約30名が集まり、参加費を各自負担する形で実施されました。
花見会では、東京タワーの夜景と満開の桜という絶好のロケーションの中、普段は直接コミュニケーションする機会が少ない部署間の社員同士が交流を深めることができました。このような非公式な場でのコミュニケーションは、以下のような効果をもたらします:
- 部署を超えた人間関係の構築
- 階層を超えた自由な意見交換
- 社員のエンゲージメント向上
- 創造的なアイデア創出の土壌形成

当社では、オフィス移転や25周年記念イベントといった公式行事においても「手上げ式プロジェクト」を採用し、やる気のある社員に企画運営を任せる文化を育んできました。この取り組みが、組織全体にボトムアップ型の文化を根付かせる原動力となっています。
花見会に限らず、当社では様々なオフィスイベントが社員の自発的な発案により実施されています。これらの取り組みは単なる福利厚生ではなく、以下のような組織的価値を創出しています:
1. **組織の一体感醸成**:部門を超えた交流機会の創出
2. **自律性の向上**:主体的な行動を促す環境づくり
3. **創造性の発揮**:自由な発想を尊重する文化の形成
4. **リーダーシップ開発**:企画運営を通じたマネジメント経験の獲得
経営者として、このような社員主導のイベントは積極的に支援すべきだと考えています。トップダウンではなく、社員自らが企画・運営するボトムアップ型のアプローチには、以下のようなメリットがあります:
- 社員のオーナーシップ意識の向上
- 多様なアイデアの創出と実現
- 組織の活性化と風通しの良さの実現
- 人材育成の機会創出
花見会を企画・運営してくれた事務局の皆さんに感謝するとともに、今後もこうした自発的な取り組みを全面的に応援していきたいと思います。持続可能な組織文化の構築には、社員の自主性を尊重し、その活動を経営層が適切に支援する姿勢が不可欠です。

早朝の表参道の桜(ウォーキング中)]
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