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今月号の
RAG社内報
「きっともっと」に
仕事を熱くする秘訣
というテーマで
インタビュー記事が
掲載された。
社内報担当者の
柴さんと下飼手さんが
素晴らしい記事にまとめていただいた。
ありがとうございます!
↓「原稿(本文)」
仕事を熱くする秘訣
「自動販売機って何のためにあるんだろう?」
18歳でリクルートに入社した
僕に与えられた初の仕事は、
G8(当時の本社ビル)の地下にある
自動販売機の管理でした。
先輩からは、
ベンダーからのマージン伝票を
ファイリングするのが仕事と引き継ぎましたが、
なんてつまらない作業だろう。
それって意味あるの?と思って…。
僕なりにこの仕事の意味を考え、
目標を決めたんです。
それは売り切れを出さないことでした。
暑い中営業から帰り、
「あー、冷たいウーロン茶が飲みたい!」
と買いに来たのに、
売り切れだったらがっかりしますよね。
ラインサービスのための自動販売機なのに
それじゃ意味がない。
だから商品を片時も切らさないようにしようと。
でも当時G8の自動販売機は
日本一の売上げを誇り(笑)、
すぐ商品が切れてしまう。
メンテナンスを1日2回にしてもらってもダメ。
そこでデータを取ってみると、
ウーロン茶はすぐ売り切れるけど
ネクターは全然売れてない。
じゃあ、一列ウーロン茶にしてもらおう…
と商品を切らさないために徹底的に行動し、
夏にようやく目標を達成しました。
そしたら営業の人達が変化に気づいて、
すごく喜んでくれたんです。
「うちの総務、変わったよなぁ!」って。
売上げが伸びたベンダーも大喜び。
これが、僕の最初の成功体験で、
仕事の原点でもあります。
三人の石工の話、ご存知ですよね。
村の石工になぜ石を切っているのか尋ねると、
一人目は親方に切れといわれたからと答え、
二人目は自分の腕を磨きたいからと答え、
三人目は立派な寺院を建てるためと
目を輝かせたという話です。
目的意識をどこに置くかで、
同じ仕事もこれだけ違う捉え方になる。
目の前の小さなことでも
目的や意味を考えて取り組めば、
仕事は自分次第でいくらでも面白くできるんです。
自動販売機の仕事は、
僕に「視点」の大切さを気づかせてくれました。
ゼロインを立ち上げ経営者となった今も、
大切にしていることは同じです。
例えば、総務のアウトソーシング事業。
単なる作業の請負なら、
競合も山ほどいるし、面白くないですよね。
僕達がこだわるのは、
インハウス型でお客様と同じ目線で
仕事をしているからこそできる提案。
お客様がコア業務だけに集中できる体制をつくり、
目的実現にむけて一緒になって突き進むことです。
一社一社課題は違うので、
提供するサービスの形も様々。
社員一人ひとりがいかに
「三人目の石工」
の視点で仕事ができるかが、
うちのビジネスの要といえます。
お客様の目的実現に貢献できれば、
我々も利益を得られ、
仕事を通じて成長も実感できる。
目指すのはこの状態だよと
常に社員に語りかけています。
創業して12年。
ベンチャー企業の設立10年後の存続率が
10%といわれる中で、
我々が事業を継続できているのは、
この姿勢をお客様に支持頂けているから
と自負しています。
どんな仕事だって、
見方次第で、
熱く、
おもしろくできる。
あなたの仕事は、
熱いですか?(1185)
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