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先日の竹中平蔵さん講演会の最後に
平蔵さんから素晴らしい言葉があったぜ。
福沢諭吉の話だぜ。
紹介するぜ。
明治維新後の混乱の時代にあって
福沢諭吉は
「学問のすすめ」
を通じて、
何故学問が必要なのか?を
しっかり説いたぜ。
その理念は
「個々人の独立なくして国家の独立はない」
というもので、いわば自己成長せよ、というメッセージを
送っているぜ。
平蔵さんは現代において
何か問題が発生すると
国家が悪い、
生産者(企業)が悪い、
というマスコミ風潮に対して
消費者、生活者の精神的な独立、という点において
福沢諭吉の「学問のすすめ」の理念に
今こそ学ぶべきことがある、
と訴えていたぜ。
一番ひどい事例として
ある日のワイドショーで
秋田比内地鶏の産地偽装問題を取り上げ
コメンテーターが
「これも小泉竹中構造改革の余波で地方格差のせいだ」
と言っていたのを見て目を疑ったようだぜ。
問題になった会社が比内地鶏の産地偽装を開始したのは
80年代からで、
小泉政権が誕生するずーっと前から行われていたからだぜ。
何かあると誰かのせいにする日本のカルチャーこそ
一番改革が必要だともいえるぜ。
俺も自己成長と個々人の自立
という考え方は大いに賛成であり、
ささやかながら自書の
「社会人のオキテ」で
その必要性を俺も訴えているぜ。
まさに共感だぜ!
最後に、明治維新後の
「学問のすすめ」
が発行された時代の日本の人口は
3000万人に対して、
「学問のすすめ」は340万部も売れており、
現代におきかえると
1000万部もヒットした大ベストセラーだったぜ。
平蔵さんは福沢諭吉も素晴らしいが
その学問を1000万人もの人が読み共感した
日本人のポテンシャルがもっと素晴らしい、
日本人よ、自身のポテンシャルを
今一度見直そうではないか!
と講演を結んだぜ。
全くその通りだぜ、
共感だぜ、
熱いぜ!! |