日本中の働くお前と会社を元気にする男、大條充能 blog
 
 
2010年12月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
大條充能 Mitsuyoshi Daijo
1965年生まれ。
1984年株式会社リクルート社入社。
総務部にて社員向け全社イベント企画を担当。
リクルート社のお祭り男として稀有の才能を発揮し注目を集める。
90年、リクルート事件のさなか「総務部DaijoBand」を結成し、TBS「いかすバンド天国」に出演したことが社内で話題に。
91年、リクルート社の社内報「かもめ」で人生相談コラムを開始し、リクルートナンバーワン有名人の座を不動のものとする。
更にリクルート社が発行する情報誌「ダ・ヴィンチ」、「B-ing」、「就職ジャーナル」、「フォレント」や当時のリクルート社に、資本参加していたダイエー社の社内報「Dai好き」などでも人生相談コラムが実施され、その人気はリクルート関係者の誰もが認めるものとなる。
現在も「かもめ」の人生相談コラムはキラーコンテンツとして継続中。
97年にリクルート社を退社。IO(イオ)契約社員1号として、同社と契約を結ぶ。
98年、企業風土活性化をご提案するトータルサポートする会社、株式会社ゼロインを設立、代表取締役社長に就任。
2013年 6月 代表取締役会長兼CEOに就任、現任。
著書に「熱いぜ!!悩まない人生法」(宙出版)、「社会人のオキテ」(実業之日本社)、「食いしばるために、奥歯はあるんだぜ! ~会社と社員が元気になる伝説の人生相談~」(ポプラ社)、「まだお前は始まったばかりだぜ!」(ごきげんビジネス出版)がある。
『まだお前は始まったばかりだぜ!~誰にも聞けなかった?!ガチな社会人の悩み50!~』 (ごきげんビジネス出版)
 
『食いしばるために、奥歯はあるんだぜ! ~会社と社員が元気になる伝説の人生相談~』 (ポプラ社)
 
『社会人のオキテ』
(実業之日本社)
 
『熱いぜ!! 悩まない人生方法』 (宙出版)
  « 月間総務「これからの総務マンに必要な資質とは」前編 | メイン | 「さびない生き方」藤原和博著 »
月間総務「これからの総務マンに必要な資質とは」後編 2010年12月16日
 

月間総務2.JPG

~昨日から続く~

(小見出し2)
これから必要になるのは
「専門性」よりも「目利き力」

それでは、
これからの総務パーソンに
必要な資質とはどんなものか。
今回のアンケート調査では、
総務担当者の平均総務歴は八・七年。
二〇年以上という人も一〇%以上おり、
概して担当期間が長くなる傾向がわかる。
総務歴が長くなれば、
それだけ知識や専門性が高まるわけだが、
一方で大條さんは
「これは総務業務に限りませんが、
一つの業務を長く担当することで、
過去に成功したやり方を踏襲し、
新しいやり方を取り入れにくく
なることがあります。
特に総務パーソンは
職人的な経験値に自らの
存在価値を見出しがちな傾向が
あると思いますね。
そのため、
ナレッジが共有できていない
総務部門が多い」と、
その弊害を指摘する。

「総務がより専門化していくことが、
企業全体にとって役立つかどうかは疑問です。
コスト削減やコンプライアンス、
ファシリティマネジメント、
情報セキュリティなど、
総務が担当する業務は多岐にわたり、
そして高度化してきています。
もはや、
それらをすべて総務部門だけでできる
時代ではないと考えた方がいいでしょう」
各業務に精通した総務パーソンを
抱えることができる企業はそう多くはなく、
業務を進めるためには
他部署やアウトソーサーとの
協力が欠かせない。
であればこそ、
自身が専門家になるよりも
「これからの総務パーソンに求められるのは、
“目利き力”でしょう」
と大條さん。
「たとえばファシリティマネジメント一つを取っても
アウトソーサーはたくさんあり、
それぞれに得意分野が違います。
どのアウトソーサーとパートナーを組むかで、
その成果には大きな差が出ます」
また、より良い判断をするためには
多くの情報が必要であり、
社内外にキーマンや、
ネットワークを持っていることも、
優秀な総務パーソンの条件だと
大條さんはいう。
職人的なスペシャリストとしての
総務の在り方とゼネラリストとしての
総務の在り方がしばしば議論となるが、
これから必要なのは
“プロのゼネラリスト”
なのかもしれない。
 さらに大條さんはもう一つ、
「営業的なセンスを持ってほしい」
とも語る。
「これからの総務パーソンは
営業的な情報感度が
高くなければいけません。
それはつまり、
自社の製品やサービスに愛情を持て、
ということです。
製品やサービスに愛情を持っていれば、
自然と営業がどうしたら
効率良く仕事ができるか、
どうしたら自社が社会に支持されるか
という視点が生まれてきます。
それが、経営者の視点です」

(小見出し3)
自走する組織を
作り上げろ!

「いずれにしても、
今までやってきたことを
ただ踏襲するのではダメだということに、
多くの企業が気付き始めています。
目の前の仕事をルーティンワークで
やる時代は終わりました」
経営方針が浸透すれば、
おのずと一体感が生まれ、
あらゆることが良い方向に転がっていく。
組織は自走し始めるのである。
そして、自走する組織のかじを
経営の実現したい方向に切ることこそ、
総務部門の役割なのだ。

投稿者 admin : 2010年12月16日 08:08

 
 
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://atsuize.jp/mt/mt-tb.cgi/1498

 

コメント  

コメントしてください。  
 




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)

 
 
Copyright (C) 2005-2023 ATSUIZE.jp ALL Right Reserved (寄稿記事除く)
| お問い合わせ |