ゼロインに入社した新人が研修を終えて昨日から仕事をスタートしました。
毎年感じることですが、
新しい社員が職場に配属されると先輩社員も自身の新人時代を思い出し、
ちょっとた緊張感に包まれてるように感じます。
さて、新人に職場配属後のアドバイスを贈ります。
「仕事は盗め!」ということです。
今は新人向け教育カリキュラムがしっかりしている企業が多く、
そのことが新卒採用戦略の大いなるPRポイントに打ち出しているケースも
稀ではありません。
しかし、仕事は教えられるものではなく、盗み取るものであると僕は考えます。
僕の新人時代を振り返っても、仕事はOJT(オンザジョブトレーニング)における
先輩から盗むことが基本でした。
例えば、
・この先輩が仕事が速いのは何故か?
・この先輩が提案する新規事業が成功するのは何故か?
・この先輩が常に営業成績がNO1であるのは何故か?
いろいろなことに興味関心を持ち、その先輩の強みを盗むことが重要です。
僕が新人の頃、リクルートに藤原さん(現在、杉並区立和田中学校長)という
スーパーマンがいました。藤原さんは
・営業成績NO1
・新規事業の企画提言コンテスト(数年間にわたりグランプリ)
・長期休暇をとって、エジプトにいったりとよく遊ぶ
などなど、新人の僕からして本当にスーパーな人だと思いました。
当時僕は藤原さんに挨拶にいき、ラッキーにも藤原さんと仲良くなり、
藤原さんのビジネス心情や価値観などにふれることができました。
ただし、当時新人の僕がすぐに見習えることは
「事務処理能力がスーパーに高い」
ことでした。
膨大な資料や処理しなければならない仕事を、短期に集中的に片付けてしまう
スーパーな人でした。
ダラダラ仕事をせず、
「最高速度でMUST業務を決着つけ、WANT業務を構想する」
時間を創造していました。
僕のビジネススタイルは藤原さんにはじまり、多くの先輩のいい所を盗むことで
オリジナルを構築しました。
新人の皆さん、先輩からの指示を待たずに、どんどん自分から盗みに行ってください。
どんな有名なアーティストも、はじめはコピーすることからスタートしてます。
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