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<2010下期キックオフミーティング社長スピーチ>
上期、皆さんお疲れ様でした。
上期は何とか計画どおりの
営業利益数字を残すことができました。
ありがとうございました。
今回、全社MVPを受賞した青木の仕事は
顧客満足が高かったことに加え、
当社に多くの利益貢献をしました。
それは何故できたのでしょうか?
ポイントはそのプロジェクト全ての
業務工程を請け負うことで、
顧客から信頼を獲得し
プロジェクトを主導したことにあります。
次にファシリティの帯川ですが、
顧客の顕在化している見積査定を大至急で行い、
顧客の根本的な課題であるコストダウンの要望を
同等の工事での比較だけでなく、
工期の短縮の面からも提案することで
顧客からゼロインを評価して頂きました。
その後は日々のやり取りの中で、
担当者が他の業務をかかえ、
業務パワーがない状況を把握し、
外資系の会社のため英文の見積書作成等を行い、
顧客のパワーを削減し更に信頼を得ました。
CS事業本部の北野は、
顧客のイベント開催の目的をしっかり把握し
それを達成するための
クオリティレベル・必要な予算を提示し、
担当者が決裁者に対して説明し、
正しい判断をして頂くための資料づくりまで、
サポートしたことにあります。
今回、この3人に共通することは、
顧客の要望をしっかり掴み、
信頼され、全てをまかされるという立場になったからこそ、
予算の部分から運営を任され、
結果我々の利益を生み出すことが出来た点です。
このコンピテンシーはゼロインの創業の
コンピテンシーそのものでもあります。
ゼロインの創業がどのようなものであったのか、
ひとつ事例を話します。
ゼロインが手がけた初のイベンット運営は創業1年目、
1998年のある事業部のキックオフパーティでした。
受注のキッカケは、私の元上司であり、
当時、事業部の担当役員であったTさんからの
親心からの発注でした。
売上がなく、利益もない中で生き残るためには
何でもいいから仕事がほしい、
そんな状況で、このオファーは大変ありがたいものでした。
しかし、キックオフを全て元請けで会場手配から演出まで
ありとあらゆるものをワンストップで実行するには
多くの困難がありました。
第一の困難は与信管理と中抜きで協力会社やホテルが
当社と取引をしてくれないという困難でした。
創業間もないゼロインがホテルに
直接予約をしても前金で支払えと言われ、
顧客にはお金がないから前金を下さいとも言えず、
前職で取引をしていた協力会社さんを通じて
予約をしようとしても、
「それはゼロインさんの利益の中抜きだ」
と言われ断られたことでした。
まさに、どうすることもできない状況でした。
私は元請けでこのイベントの主導権をとるため、
全く利害関係のない新しい協力会社を新規開拓し、
協力してもらうことを決めました。
そしてそれをやり遂げました。
後編に続く。
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