Q:私は成人式に行くつもりはありません。みんな同じような着物を着てバカみたい。親に言ったら「お前は変わり者だ」と言われました。私っておかしいですか。(相談者 販売 女性)
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男、大條 32才 DAI好き 98年1月号にて掲載。
A:俺はうれしいぜ!!お前のように自分の感性に素直な奴はなかなかいないぜ。成人式は着物を着ることが目的ではないぜ。俺なりの成人式論をアドバイスするぜ、熱いぜ!!
①自覚ある親孝行だぜ!
成人式は、お前たちが成人になったことを祝うイベントだぜ。その目的は成人になったという自覚をもたせることだぜ。いいか、俺は着物を着て成人式に行きたくなければ行かないほうがいいと思うぜ。ただし、成人したという自覚をもって、親孝行してほしいぜ。なんだっていいぜ。一月十五日は親孝行だぜ。きっと両親はお前のことを変わり者だとは言わないぜ、熱いぜ!
②お前の夢のたな卸だぜ!
俺は成人の日は、出張先で仕事をしていたぜ!そのとき、みんな成人式に行って楽しく飲んでいるのかと、ある意味でさびしかったぜ。でも俺はその夜、真剣に将来の夢を考えたぜ。なぜなら、成人することは人生における通過点でしかなく、それを祝ってもらうより、一人で「到達点」を考えたほうが有効だからだぜ。マジョリティーにしたがって式に出ることより、お前の夢のたな卸が大切だぜ、熱いぜ!
③いい男と出会ってほしいぜ!
俺はもともと寅次郎のように世話好きだぜ。お前にひとつ、アドバイスしたいぜ。「いい男と付き合え」ということだぜ。十代は甘酸っぱい恋愛でいいが、二十代は結婚がからんでくるぜ。いい男と付き合った女は年をとればとるほどいい女になるものだぜ。期待しているぜ、熱いぜ!
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