Q:人と接するのが苦手なので、家にこもって、せっせと投稿に精を出しています。でも、私には文章力というものがまるでないんです。こんな私でもエッセイが書けるのでしょうか。こうすればうまく書けるようになるというコツのようなものがあったら教えて下さい。(相談者 那覇市在住 うまくなりたい専業主婦 35歳)
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男、大條 32才 ダ・ヴィンチ 98年8月号にて掲載。
A:エッセイを書くというのはオシャレだぜ。ただしお前が考える文章力には疑問があるぜ。俺がアドバイスするぜ、熱いぜ!!
①目的をはっきりさせようぜ!
日本では年間に約6万冊の書籍が出版されているぜ。俺が思うに年間5万人くらいは俺と同様に本を出しているぜ。つまり、出版するという事はお前が考えるよりもスーパーな事ではないという事だぜ!問題は本を書く事で生計を立てる事だぜ。まず書く目的をはっきりさせようぜ!無意味なパワーほど空しいものはないぜ。お前をエッセイに向かわせるものはいったい何なのかを俺は知りたいぜ!もし趣味や時間潰しであれば文章力は関係ないぜ。どんどん書こうぜ。お前を邪魔するものは何もないぜ、熱いぜ!!
②文章力より感性だぜ!
お前は大切な事を誤解しているぜ。人をひきつける文章とは書くスキルではなく、物事をとらえる感受性にポイントがあるぜ。俺に文章力は全く無いし、難しい比喩法などのスキルはいらないぜ。それは俺が感じる人間観や人生観のほうがメッセージとして重要だと思っているからだぜ。エッセイを書くのであれば、自分の感性を高める事に注力しようぜ。人と同じ感じ方しか出来ない奴のエッセイは、小学生の作文になってしまうぜ。感性を磨こうぜ、熱いぜ!!
③日常性だぜ!
窓から射し込む朝日を見てお前は何を感じるか?窓の大きさと太陽の角度によって射し込む光の面積は変動するぜ。もし魔法の凸ガラスがあって部屋中に光が入ってくるとしたら、人間の朝はとてもハッピーだぜ。要は何気ない時間に何を感じる事が出来るかが大切だという事だぜ。肩に力をいれずに日常的な感性から訓練しようぜ、熱いぜ!! |